こんにちは、ゆう(@yuspacet)です。
先日、親子関係で相談をうけました。
「親に反対されてるんだけど、一人暮らしをしたくって。一体どうやって一人暮らしできましたか?」
最近リモートワークも多くなって、おうちにいる時間も長いから、心地よく暮らせているかどうかの重要度が、どんどん増していますよね。お友達とおでかけすることや、休日カフェに行くこともままならないし・・・。
親と一緒にいてストレスって、すごーくすごくわかります!泣
私も去年まで、実家で父と母と一緒に暮らしていました。一人暮らししたいって、2年前くらいに言ったときは、すごく怒られて反対されて。すごいイヤだったしめっちゃ泣きました。
でも、いま一人暮らしできています。
だから、きっとこれ読んでくれてる人もできるはず!
私がどうやって一人暮らしにいたったのか、お話ししますね。
参考になるところがあれば嬉しいです。
Contents
親が一人暮らしを反対する
2年前に一人暮らしをはじめたい!といったとき、私は親にこんなふうにいわれました。
・自分勝手だ
・結婚してからじゃないと実家出ちゃだめ
・ひとりで家事もできないくせに
・お給料低いからやめておいたほうがいい
・お金のむだづかいだ
・お金の管理もできないのに、一人暮らしなんてできるわけがない
傷ついたし、とても悔しかったです。
そしてそのとき私はどうしたか。
親に一人暮らしを認めてもらいたくて、「お金をたくさん稼げるようにならなきゃ!」とか「家事をぜんぶ完璧にこなせるようになろう!」とか、一生懸命考えていました。
一人暮らしを認めてほしくて。
しかしこれ、実はそこが問題ではなかったのです。
親はなんで一人暮らしを反対しているのか、よくみてみると、心配だとかなんだとかありますが、根本的には「親が、私と離れてたくなかった」というのが強くあるから。
私が離れていくのが、さびしかったからなんです。
親を納得させようとしていませんか?
「一人暮らしをするのに、親の許可はいらない。」
「したかったら、自分で決めてしたらいい。大人なんだから。」
人に相談したり、知恵袋とかでも、そういう意見があったりしますよね。
確かにそうなんだけど、とはいっても、「私は、親に納得してほしい」「私のことを理解して、応援してほしい」、そういう気持ちがあると思います。
親がこころよく送り出してくれたら、「一人暮らしがんばってね!」みたいな感じで、笑顔で送り出してくれたら、どんなにいいだろうって。
「そのためだったら、多少大変でも話し合いたいし、できることなら心配させないようにしてあげたい」とか、「親に反対されたまま、家を出るのは悲しい、いや」という気持ちもあると思います。
私も2年前反対されたときは、どうしたら親が納得してくれるかを一生懸命考えていました。
お金がないくせにっていわれたから、社長にお給料あげてくれないか言ってみたり、副業で稼げないかめっちゃ考えたり。
生活できないでしょって言われたから、部屋の片づけや断捨離したり、お金の管理をはじめたり。
結婚したいといって、めっちゃ婚活にいそしんでいたのも、今思えば「結婚すれば穏便にうちを出れる」という考えがあったからかもしれません。
しかし、無理です。
親を納得させることはできません。
私はそのあと1年かけて、理解しました。
もう一度いうね。
親を納得させるのは、無理。
だって、親ははなれるのがさびしいんだから!子どもから、自立できていないのです。
そして、これは耳がいたいかもしれないんだけど、同時に、親を納得させようとする私たちも、親から自立できていないのでした。
「親にどうしても理解してほしい」「親に納得してもらわないといやだ」というのは、当然の考えなんじゃないかって思ってたんだけど、実はそうでもなかったんです。
じゃあ、親に反対されたままで、一人暮らしをはじめていいの?
答えは、イエスです。
親に反対されたまま、一人暮らしをはじめてよい。
親を納得させるのはあきらめましょう。悲しいけど。理解してほしい気持ちがあると思うけど。泣
私は去年、こう決めました。
親には「相談」ではなく、「報告」する。
相談して意見をもらうと、どうしても親からの納得や許可をもらうことを求めてしまっていたので、ただ報告するということにしたのです。
私はこうしたい、こうする。それで、どう関わるかは決めてもらう。
意見も聞く。でも、決めるのは私。
私はまず物件を見に行くことを決めて、気になっていたお部屋の内見を申し込みました。親には「週末内見にいくの。一緒にいく?」と報告。
父は反対したし自分勝手だと怒っていたけれど、私が自分勝手かどうかとか、一人暮らしをしてよいかどうか、という話につきあうのはやめました。
母は一緒に内見にいきたいといって、一緒にお部屋をみることになりました。
そうそう、契約するのに、家賃の保証人とかで親の許可がいるんじゃないかって思うかもしれないけれど、最近はそうでもありません。家賃保証会社にお金をはらって、保証してもらうっていう形式があって、それだと保証人はいらないのです。お部屋を貸してくれる人にとっても、保証会社が保証してくれたほうが安心なので、最近はほとんどそういう契約なんだって。だから万が一、親が「許さない、サインなんかしない」みたいになっても保証人のほうは大丈夫ですよ。
わかっててもなかなかできないとき
さて、こんな話をすると、私のことを「えーすごい」「勇気ある」みたいに思ったかもしれません。
まあ、実際、「親の許可なしでできるよ」「一人暮らしはじめればいいよ」といわれて、自分ではそうかもって思っていても、なんかできなかったりしますよね。
私もずっと、なんとか親に納得してもらえないか、応援してもらえないかって一生懸命考えてました。
でも、それは意志が弱いとかの問題じゃなくて、「考え方」があると思います。
親との関係で持っている、自分にとって当たり前になってる考え方。思い込み。
そうしたものが、もしかしたら自分が本当にしたいことをするのを、妨げているかもしれません。逆にいえば、考え方を変えたら、全然ちがうように行動できるかもしれません。
で!
親との関係でいろいろある方に、私が本当に、おすすめな本があります。スーザンフォワードの「毒になる親」。
私は一人暮らしを反対されて、絶望的な感じになってたときにスーザンフォワードの著書にであい、この本にたどりつきました。
毒親っていうと、「え、そんな私の親はそこまでじゃないし・・・」て思うかもしれないんだけど、まぁそこはおいておいて、ぜひ読んでほしいです。笑
本には、前半は、子どもにとって毒になる親のいくつかのパターン、そして後半では、親から自立するための具体的なワークがのっています。
私はこの本を読んで、自分が気づかないうちに持っていた、自分の考えを知りました。考案のワークも実践して、少しずつ親との関係について、しみついていた考えをはずしていきました。
だから、反対されていても一人暮らしをはじめるっていうことができたし、自分がどれだけ親の人生を生きていたか、親を大切にして愛していたかっていうことにも気づけたと思います。ぜひぜひ読んでみてね。
まとめ:親に反対されてるけど一人暮らしをしたいなら
まとめると、
・親に認めてもらうことをあきらめよう
・自分の考えを知って、変えてみよう(この本がおすすめ!)
というお話でした。
ではでは、応援してます!
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