こんにちは、ゆう(@yuspacet)です。
2年前、実家で暮らしてたのですが、あることをきっかけに一人暮らしを決意。
親に猛反対されたけど、なんとか一人暮らしを実現することができました。
これまでちょこちょこ書いたものはあったけれど、結局どういうふうにしてきたのか全体を書いたものはなかったので、ここでは、私が一人暮らしをはじめようと決めてから、実現するまでのお話をまとめたいと思います。
Contents
実家を出ようと決めたきっかけ
私は、大学や就職のタイミングでもそのまま、ずーっと実家で暮らしいてました。
もちろん好きな時にキッチンが使えなかったり、父のタバコがいやだったり、母の荷物が散らかってるのがいやだったりはしたけれど、それでも実家がいいと思ってました。
ところがあるとき、親に管理してやると言われてイヤになり、「一人暮らしをしよう」と決めました。
一人暮らしについて調べてみた
一人暮らしをしようと決めたあとは、まずはどうやって一人暮らしをはじめるのかを調べました。
本で調べたり、アプリをいれて物件を調べてみたり。
「親にいったら色々言われるからいやだなぁ」と思ったので、もちろん何もいわずに進めました。
そして、ひとりでお部屋を見学にいくところまでいきました。
・一人暮らしを始める方法!最初にやるべき3つのポイント
・アラサー女子の一人暮らし、家賃の目安はお給料のどれくらい?
アラサーで一人暮らしを親に反対された
お部屋の見学にいったあと、とうとう親に一人暮らしをしたいことを話しました。
「色々言われそうでいやだなぁ」「でも、最後にはきっとわかってもらえるだろう」
そう思ってたけれど、甘かった。
「自分勝手だ」「稼いでないからできるわけない」「家事もできないのに」と親に猛反対されました。
結局「一人暮らしなんて許さない」と言われて終わりました。
私は部屋のベッドで泣きました。どうしたらいいかわからなくなって、「一人暮らし 親 反対」と調べはじめ、そこである本にであいました。
本には、「罪悪感や義務感を利用して思いどおりにしようとする関係」について書かれていました。
「え、、、これ、めっちゃ父じゃん」
・私の親、おかしい?「親との関係がやばい」と気づいたきっかけ。スーザンフォワード「となりの脅迫者」
「普通」じゃなかった親との関係
これまで一人暮らし以外でも、何回か親とぶつかることはありました。大学受験で挑戦したときや、海外に語学研修にいこうとしたとき。
父の思いどおりでないと、「自分勝手だ」「できるはずない」「みんなのことを考えていない」「許さない」と言われていました。
「たまに親が怒るのは普通だし、一般的だよね」と思っていたけれど、まさか本に事例として出てくるようなものだったなんて・・・すごいショック!
しかしそれと同時に、「これまで当たり前と思っていたことが、大きく変わるかもしれない」という、希望もわいてきました。
そしてそれから、親との関係について、本を読みまくったんです。
・親との関係をなんとかしたい!人生変わるおすすめ毒親本12冊
親に対する「自分の態度と反応」を変えた
本を読んでいくうちに、これまであらゆる場面で、親が威圧的な態度や、罪悪感を利用して、私を思いどおりにしようとしていたことがわかりました。
そしてそうさせていた1つの理由に、私の態度や反応に問題があったこともわかってきました。(認めたくなかったけど)
「なんでわかってくれないの」
「どうしたら納得するの」
私が当然のように思って、使っていた言葉たちは、「そうすれば私がいうことを聞く」と示しているようなものでした。
これを変えていかなければ!
私は、本に書いてあったワークを実践していきました。そうして少しずつ練習しななら、親に対する自分の反応を徐々に変えていきました。
実家が以前より快適になった
・親にわかってもらおうとしない。
・自動的な反応をしない。(大きな声を出されてもびくびくしない)
数ヶ月かけてワークをしたり、書かれていたことを実践したりしました。すると徐々に、父と母と暮らしていても、以前よりつらくなくなってきました。
「父が怒るから、母の機嫌が悪くなるから、だからこれはしないようにしよう」と制限していたことが、少しずつなくなっていったのです。
「これならもう一人暮らしをしなくても大丈夫かもしれない」
私はそう思いはじめました。
「父や母が言うように、一人暮らしにはお金がかかる。もう問題ないんだし、このまま実家にいて、結婚したら家を出たらいいよね。」
「結婚したい」に進んでみた
実家がいやすぎる気持ちが落ち着いた私は、「大好きな人と結婚して幸せに暮らしたい」と思うようになりました。そして一人暮らしのためのことを考えるのをやめて、婚活をがんばるようになりました。
具体的にはマッチングアプリに登録して、男性とデートしたり、恋愛本を読んでたりしていたんだけど。
そうして半年後、ひとりの男性とおつきあいをはじめました。
それが楽しくて、特に楽しかったのは、週末に彼のおうちにいくことでした。
彼のおうちは小さかったんだけど、お風呂もいつでも入れて、帰りが遅くても、昼まで寝ててもよくて、好きなように作られた作業スペースがあって。
安心して好きなように過ごせる場所があるって、すごくいいなぁと思いました。
「この人と一緒に住めたらいいな」
「早く結婚したいな」
私はそう思うようになり、2人用の部屋を見てみたり、結婚の話を彼にしたりするようになりました。
彼は乗り気じゃなかったけど…!「どうしたら結婚できるんだろう」と悩んだのは、また別のお話。(彼とはその後お別れしました。)
私はそこで思いました。
「私、はやく自分のおうちほしい!」
一人暮らし欲、再燃
安心できて、自分の好きにできる、自由な居場所が、ほしい。
作業スペース作って、いい感じの棚を作って、玄関自動照明にして、いらないモノは手放して、、、心地よく暮らしたいなぁ。
気づいたら一人暮らし用の部屋を調べていました。
そしてまもなくいい感じの物件を見つけ、私は迷わず見学の予約をいれたのです。
一人暮らしを親に猛反対されたあの日から、1年が経っていました。
一年ごしの挑戦
「今回は、一年前の私とは違うし、きっと大丈夫。」
本を読み、少しずつ考え方を変えてきた私は、「親に一人暮らしを反対されてもきっと大丈夫、前回と同じにはならない」と自分に確認するように思いました。
そして物件の見学を申し込んだあと、母と父に報告しました。
「一人暮らししようと思って、物件の見学を予約したよ。」
母は協力的になり、一緒に物件をみにいきたいと言いました。父は相変わらず猛反対していましたが、
「相談じゃなくて報告だから。」
とそのままにしておきました。(一度対決はあったけどその話はまたおいおい)
認めてもらえない怖さはあったけれど、私は学んできたことを実践しながら自分の変化を感じました。
そして、思い出したんです。
大学受験のときも、海外の語学研修にいくときも、そういえば認めてもらわないまま進んだこと。それでうまくいったことを。
引っ越しの日
そうして物件が決まり、契約をし、引っ越しの日が決まりました。
物件決まる前は、「WiFiどうしよう」「家計簿つけなきゃ」「家電何を揃えよう」「電気代ってどのくらいなんだろう」と考えて、「全部わからないと一人暮らし始められない」と思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
決めたら物事はとんとん進めることができたし、わからなかったこともわかっていきました。
結局いろいろ不安なところを探して、進めない理由を探していただけなのかもしれません。
父とは、一人暮らしをすると報告してからほとんど話しをしていませんでしたが、それでもいいと思いました。引越す報告と、今までありがとうだけ伝えようと決めました。
そして引越す前日、「いろいろ必要だと思うから」父は反対していたことに対して何をいうでもなく、それだけいって私に封筒を渡しました。中には30万円のお金が入っていました。
父は私に怒鳴ったりとか不機嫌な態度をとることしかできず、それでも仕事のあいまをぬってわざわざお金を引き出して、私に渡そうとして準備してくれたのかと思うと、私はなんだかとても切ない気持ちになりました。
一人暮らしはじまり!
そうして、私の一人暮らしがはじまりました。アラサーにして初の一人暮らしです。
これがもう予想以上に快適で、幸せで…。
今までなんでしなかったのだろう、気づかなかったけれど、たくさんがまんして暮らしていたんだなぁと思いました。
今は毎日好きなときにお料理できて、好きな家電たちに囲まれて、ヨガにいったり、お茶とお菓子とブログを楽しみながら過ごしています。
ほくほくお散歩してたら、優しい彼もできました。
あ、リモートで仕事もしているよ!
一年半かかって実現しました
そんなわけで、私の一人暮らし実現までのお話でした。
いったい何が問題なのか。どうしたらほしい未来にいけるのか。現実をみること、自分を変えようとすることは、大変なこともありました。
「(いやな思いをするくらいなら)このままでいい」って思ったこともあったけれど、自分のしたいことにうそをつかないで、本当によかったなと思います。
この話がなにか参考になれば嬉しいです。
ではでは!
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