こんにちは、ゆう(@yuspacet)です。
最近ショックなことがありました。
カウンセリングで、私の本性は、ぱわはらおやじだって言われたのです。
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ぱわはらおやじなんて、大嫌いだ
私の父は、すぐに怒る人でした。
まぁ、普段はふつうなんだけど、なにか気に入らないことがあると、机をばん!とたたいたり、大きな声を出したり。むりやり外に出されたときもありました。
私はそういうのがとてもこわかったし、イヤでした。
「圧力をかけて自分の思いどおりにしようとするなんて、最低。だいっきらい。」
「すぐ怒ったり、どなったり、感情的になるなんて、最悪。」
ずっとずっと、そう思ってきました。
以前、職場にパワハラじじぃがあらわれたこともありました。
友人がひどい扱いを受けて、そのときもむかついた。
すごい怒りを感じました。
「私の世界にそんなやつが存在するなんて、許せない。」
でもこれが、パワハラおやじが、私の本性っていわれたんです。
こんなにイヤでにくんでいた存在が、私の本性?
私は正直、いらっとしました。
なんであんなやつらと一緒にされなきゃいけないの。
私は絶対にそんなんじゃない。
怒りを感じること、いやだなって思うこと。
そういうものって、実は自分を大きく変えるヒントになります。
深掘りすると、自分の思い込みに気づける。
…けど、
これは、
すごいやだ!!!!
私はまったく受け入れられませんでした。
圧力をかけて自分の思いどおりにしようとする人なんて、絶対いや。
すぐ怒ったり、どなったり、感情的になるなんて、最悪。
私は絶対にそんなんじゃない。
しかしまさにこれこそが、私が自分を無視して苦しめてた、自分への禁止ルールになっていたんです。
私が自分に禁止していた2つのこと
私が自分に禁止していたことは、大きく2つありました。
ひとつは「感情的になること」、もうひとつは「人を思いどおりにしようとすること」です。
1.「感情的になるなんて、絶対ダメ」
すぐ怒ったり、感情的な人はだいっきらい。そう思っていたから、私はそうなるわけにはいきませんでした。
そうして私は、自分の中に生じる自然な怒りの感情を、なかったことにしていたんです。
「ちょっとしたことでいらっとしたり、怒ったりしたら、絶対だめ。」
その気持ちが、自分の心を制限することになりました。
「私はめったなことでは怒らない」と思っていたけれど、ただただ、自分の感情を無視していた。
そのことに徐々に気づいていきました。
2.「人を思いどおりにしようとするなんて、あり得ない」
もうひとつは、「人を思いどおりにすること」でした。
私は思いどおりにされるのがいや。だから、そんなことは絶対しちゃいけない。
そう決めていたために、「本人の意志に任せなければならない」という自分ルールがありました。必要以上に。
たとえば、人が締め切りを過ぎても、約束を守ってもらえなくても、守らせようとしませんでした。
「私はどうしたらよかったんだろう」とか、自分の振る舞いのせいにして、勝手に反省したりしていました。優しいとかじゃなくって、そのほうが楽だったから。
「思いどおりにするために圧力をかけるなんて、絶対ダメ」
そう思っていたから、自分の意見をいったり、こうしてほしい、そうじゃないといや、ということがあっても、自然に表現することができなかった。
私は「自分の意見をいうことができる」と思っていたけれど、意見をいうときは決まって勇気が必要で。決意して、エネルギーを使っていました。
自分の思いを、自然に表現していなかったことにも、徐々に気づいていきました。
まさに現実はそうなってた!
でね、びっくりしたんだけど、こうして自分に禁止してたことに気づいてみると、これまでの現実が見事にそうなっていたことにも徐々に気づいていきました。
私が自分の感情を無視していたから、
まわりにも、気持ちをわかってもらえないって思ってた。
「もっと私の気持ちをわかってほしい」「大切にしてほしい」ということを、家族や恋愛、職場の人間関係で、くりかえし体験していました。
私が自分の意見を大切に扱っていなかったから、
まわりにも、意見をわかってもらえないって思ってました。
「もっと私の考えを聞いてほしい」「意見を尊重してほしい」というのも、家族や恋愛、職場の人間関係で、くりかえし体験していました。
無視していたのも、大切にしていなかったのも、全部私だったんです。
否定して見ないふりして、ごめん。
そう考えると、ぱわはらおやじはたしかに私のなかにいて、すごく小さな小人みたいに思えてきました。
私はいままでずっとその小さなひとを、「そんなのはだめ、ありえない」ってずっと無視してきたんです。
ちょっといらっとしたら、「そんなふうにいらっとしちゃダメ!」、もっとこうしたい、こうしてほしいと思ったら、「そんなふうに思いどおりにしようとしちゃダメ!」って。
そんなの、めちゃくちゃかわいそう。
私に否定されて無視されて、なかったことにされてる私のなかの小さな人が、悲しそうにしてるのを想像したら、涙があふれてとまりませんでした。
いままで無視してきて本当にごめん。
話をきいてあげなくて本当にごめん。
ずっとさみしかったんだ・・・。
これから私は、そういう自分と、一緒にいきていこう、と思いました。
無視しないで、ちゃんと聞いてあげようって思いました。
ぜんぶの私を、愛して受けいれようと思う。
補足) わかってくれてると思うけど、ぱわはらがOKとは全然いってないです。
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