こんにちは、ゆう(@yuspacet)です。
「絵を描くのは好きだけど、これで生きていけるとは思えない」
「人と話すのは好きだけど、それで誰かの役にたてるわけじゃないから」
好きなことはあるけれど、自分には特別な才能なんてないって思っていたりしませんか?
でもでも、聞いてください。
もしかしたら、それってすごく才能かもしれません。
才能には2種類ある
まずは、才能ってどんなものなのかちょっとかんがえてみましょう。
才能といえば、
・人よりもうまくできるもの
・がんばらなくても当たり前にできること
・人の役にたてるもの
・ずばぬけて目立つもの
・よくほめられたりするもの
いろんなイメージがありますよね。
でもでも、これってちょっといろいろ混ざっていて。だからこそ自分にはないって思うのかなと思います。
実は才能には、大きくわけて2種類あって。
ひとつは、あたりまえに人よりうまくできること。
もうひとつは、できなくって傷ついたり、こんなんじゃだめだってもがいたり、どちらかというと苦労してきたこと、なんです。
才能1.当たり前にできること
当たり前にできるほうの才能は、まさに自分にとっては息をするように自然なこと。
苦もなく自然とやっています。
人から「すごいね!」と言われても、「普通じゃない?」「こんなことはたいしたことない」と思っているので、なかなか自分で気づくことができません。むしろみんなそうだと思ってる。
「頭いいね」っていうと「そんなことないよ」っていう感じ、あるじゃないですか。
周りからみるとすごいんだけど、本人にとっては普通っていう、むしろなんでみんなできないんだろうって思ってたりする、そんなイメージです。
みんなそれぞれ、そういう才能を持ってるのだけど、自分のには気づかなかったりたいしたことないって思ってるから、「みんなはいろいろ才能あるのに私にはない」って思っていたりします。
才能2.できないって思ってること
もうひとつの才能は、経験型の才能です。できなくって傷ついたり、こんなんじゃだめだってもがいたり、どちらかというと苦労してきたこと。これからすること。笑
よく物語とかで、びびりな主人公が、徐々に変わっていくものがあるじゃないですか。ロードオブザリングとか、スパイダーマンとか、アメリとか。
あれって、主人公が最初から勇気があって、当たり前にさくさく行動できてたら、全然面白くないですよね。
もともとできなくて、それをなんとか乗り越えて、どーん!と変わるみたいなのが、その人にとっての特別な経験で才能です。そういうものは、他の人の心にもすごく響きます。
「前は私こうだったけど、こんなことがあって、こうなったの」みたいな語れるようになるもの。それがもうひとつの才能です。
要するに、こちらの才能は「できない」ところからはじまります。
できないことは山ほどあるけれど
私たちには、できないことなんてやまほどあります。
認識してなくてもたくさんあります。
でも、ほとんどのものは気にしてなくて。
そんななかで、「私にはこれできない」って気になるということは、それが特別なものなんです。
たとえば私は、スキーうまくすべれません。でも、すべれないなぁって思うだけで、特に気にはしていません。でも、本来スキー選手になる人だったら、その「できない」はすごく気になることだと思うんです。
だからつまり、できないなって思って、気にしてることって、自分だけの特別な経験、才能なんです。
結論:もはや私たちって、才能しかない
できないことすらも才能なんて、もうパラダイスでしかないですね。
気づいてないだけで、私たちは才能にあふれてる。
そろそろ認めてみてもいいかもしれないよ。笑
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