こんにちは、ゆう(@yuspacet)です。
私はいつものノートにモレスキンを使っています。
▼お気に入りのモレスキンを集めたよ。
でも、はじめて手にとったときは、「え、紙ぺらぺらじゃん」って思いました。
モレスキン紙質が微妙なのに高い…
マルマンのニーシモネのほうがよくない?
なんでそんなに人気なの???
今日は使ってみてわかった、なぜモレスキンが人気なのか、私の愛用してる理由をお話したいと思います。
モレスキンの人気の理由は「世界観」
使ってみてわかったのは、モレスキンの大きな魅力のひとつに、他のノートにはない「世界観」があることでした。
モレスキンについてくる小冊子には、各国の言葉でモレスキンのストーリーが書いてあります。
Moleskine、ある伝統的な歴史
今日、Moleskineは、現代の創造性と今井ネーションと結び付いたさまざまなアイテムを網羅するブランドです。その最初のアイテムは、偉大なる伝統に裏付けされた小さな黒いノートブックでした。・・・
この一節からはじまり、モレスキンが、ゴッホやピカソ、ヘミングウェイやチャトウィンなどの過去2世紀のアーティストや思想家が使用したノートブックの伝統を継承している物語がつづれらているんです。
フランスの小さな製本業者が製造していた無名のノートを買いに、パリの文具店に世界中からアーティストや作家が訪れていたこと、
ノートに記載されたスケッチやメモが有名な絵画や人気小説となったこと、
家族経営の小さな製本業者が倒産してしまい、ノートが買えなくなったこと、
チャトウィンが著書で買えなくなってしまったことを書いていたり、最後に手に入るすべてのノートブックを買っていたこと、
そしてミラノの小さな出版社がその11年後にノートブックを復活させたこと。
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Moleskineという名前は、作家チャトウィンが当時無名だったノートをそう呼んでいたことから引き継いだそうです。
この物語をきくと、「ゴッホやヘミングウェイが使ってた伝説のノートなんだ!」というのももちろんあるし、それ以上に、アーティストや作家など創造する人々に愛されたノートの存在を感じるのではないでしょうか。
創造する人々に寄り添うアイテム
創造というのは、孤独な作業です。
自分の頭の中にあるまだ形のないものは、目に見える形になりきるまで、誰にもわかってもらえません。
理解されない、評価もされない。
そうしたものを、まだ形にならないときからうけとめてくれて、そこに寄り添ってくれるのが、ノートという存在です。
そして先ほどのモレスキンのストーリーは、なにかを生み出そうとノートに書き留めているひとたちが自分以外にもたくさんいる、ということを感じさせてくれます。
同じようにつくろう、表現しようとしている人たちと、時代を超えてつながる感じ。
私はこれがモレスキンの魅力なんじゃないかな、と思います。
とはいえ「紙がぺらぺら」問題は?
とはいえ、紙はぺらぺらなのは変わらないよね。笑
いくら世界観に魅力があっても、日々使用するのに心地よくなければ!
・・・ところがなんと、
しばらく使っているうちに、紙の薄さが気にならなくなりました。
最初は書いた文字が裏に透けて見えるなぁと思っていたのですが、それすらも気にならなくなってた。むしろ紙が薄いから、1冊のページ数が多くていいじゃん、数カ月もつし…と思うようになっていました。笑
「きれいに書く、まとめる」だときれいなほうが嬉しいけれど、「頭の中を書き出す、書きながら考える」という使い方にはぴったりなのかもしれません。
まとめ:つくろう、ノート書こう。
ということで、モレスキンの魅力はその世界観とストーリーでした。
創造する人たちとつながれる感覚!
これってなにもアーティストや小説家だけじゃなくて、仕事だったり日常のこと、たとえば自分がなにをしたいか考えたり、今日あったことを振り返ったりすることも「つくること」だと思うんです。
みんな自分の人生をつくってる。
さぁ、今日もなんか書こう。
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